手稲山旧道 その1
1.地図と航空写真
札幌市道路なんとかサービスから
手稲山頂方面に向かう道は、札樽道から札幌テイネGCまでの間で現在と大きく経路の異なる旧道があり、GC以降も細々した違いがある。
今回のメインは地図のオレンジのエリア。
次に航空写真。上から1961年、1977年、2008年の三枚。
最初、右上から左下に一本しかなかった道しかなかったが、次ではグネグネとした新道(現道)に置き換えられている。さらに、現在は新旧道交差点辺りに新しい橋が架けられている。2007年に現在の橋になったらしい。
もともとこの道路は、手稲山頂にテレビ塔を建てるための工事道路だったはずだが、たぶん札幌五輪で手稲山も会場になったことから、曲線や勾配緩和の目的で現道を建設したのだろう。ちなみに現在も、札幌テイネGCからオリンピアまでの道路の東側に、ボブスレーの廃墟と化したコースが眠っていたりする。現道の真横にボブスレーのアップヒルなる鉄骨があり、比較的容易に見つけられる。
https://www.city.sapporo.jp/teine/kotyo/index.html
http://asobihorokerusan.whitesnow.jp/s.olympic.htm
旧道と現道の関係を下にまとめる。赤が旧道、青が新道、黄色が新橋。
続く