国道5号余市札幌間 忍路トンネル旧道 その2
前回
GoogleEarthから、現役時代の忍路トンネル(左)と、新トンネル切替後(右)。右の坂を上ったところに新トンネルがある。ここは今どうなっているかというと、
埋まっている。
もともとの位置を想定してみるとこんな感じだろうか。これでは入りようがないが、取り敢えず坑口までは行ってみる。
隙間なくきっちり埋められている。開発局らしい丁寧な仕事ぶり。
六文字分の四角いスペースがある。「忍路トンネル」だろうか。
上の写真からわかるが、この文字スペースはかなり左よりにある。とすると、坑門は新トンネルへの取り付け道工事によってかなり切り取られてしまったのだろう。
これ以上ここですることもないので、旧道に入れると目星をつけておいた場所へ移動。右下の地図の「市道忍路本通線」で忍路市街に出て、「市道忍路海岸線」で旧道にアクセスする。
市道忍路本通線から、旧道を偵察。こちら側にはダンプも警備員もいないようだ。海岸沿いに見ていくとトンネルが見えるが、あれが桃内トンネル。まだ埋め立て切ってはいないようだ。開発局の仕事が順調なら、来年にはあそこには黒い影ではなくコンクリの壁ができているはずだ。
市道忍路海岸線の入口。工事してない今なら危なくないのでお邪魔する。